I am sorry・・・

何時も、ご夫婦で来てくださるお客様・・・。
奥様は、何時も「ニコニコ」。旦那様も、優しそう。。。。
年配のご夫婦。
2年くらい前に、奥様はアタシに(コノアタシに)、
「あなたの笑顔えを見ると〜〜〜〜、、、、」
っと、ビックリするような褒め言葉を・・・。頂いた。
その後も、何度か優しい言葉を、頂いた気がする。(頂いた!!)


本日、旦那様が1人でいらしたので、
「本日はお一人ですか〜〜??」
と、お伺いした。
「亡くなった。。。」
っと。。。
一瞬、意味が解からなかった。ジョーダン??
「ウソ〜〜!!」
っと、アタシ。。。
「朝、目が覚めたら、亡くなててん。。。イヤになるなぁ・・・・。」
悲しく、微笑みながら、旦那様は言った。
ウソなんかでは、無い!!実際、現実や。。。
「先日までお元気でしたのに!!」
それでもアタシは、そんな風に言ってしまった。(信じられなかった)
旦那様は、又、悲しく微笑んだ。
現実だ。。本当の事だと、改めて、認識した。
「奥様は、何時もアタシに、優しい言葉を掛けて下さいました。。。。」
私の口から、気の利いた言葉は出なく、そんな言葉を、思わず言ってしまった。
「そうやったなぁ。。。」
っと、旦那様は又、優しく微笑んだ。いや、悲しく微笑んだ。
泣いていた??泣いていた。。。涙は見えなくとも。。。
「また、来て下さいね。。。」
そんな、アタシの言葉に、旦那様は、微笑んで去って行った。


コノ、やり取りの間中、アタシは、動揺していた。。。。
コノ、現実を本当に理解できたのは、彼の姿が、見えなくなってから。。。
ソレと、同時に、悲しい気分に襲われた。
悲しい知らせ。。。
旦那様の悲しみは、アタシの想像を、遥かに超える物だろう。。。
それでも、彼は、頑張っている。
アタシが悲しむのは、お門違い!!
次回、旦那様がお見えになった時には、何時もと変わらぬ(奥様と一緒の時)、
私でいたいと思う。。。


奥様のご冥福を、お祈りいたします。